2019年春から、
cannondale CAD3 saeco という自転車に乗っています。
20数年前友人が購入、
その後忙しくなり乗れなくなってガレージで眠っていた所を強奪。
我が家にやって来た時、
少々埃を被ってましたが、
ちょっとの掃除でアッいう間にピカピカ。
やはり雨風凌いで保管してると違いますね。
年式(おそらく1997~1998頃)から考えると、
極上コンディション。
残念ながら、
フレームサイズが580mmと身長169cm弱の自分には完全にオーバーサイズ。
トップチューブは555mm程ありました。
2サイズ、もしかしたら3サイズ大きいかも・・・。
ごらんの通り、シートポストはほぼ無し(笑)。
ハンドルが遠い・・・。
シートは限界まで前に、
ハンドルをしゃくり上げ、
少しでも握り易くしてました。
それでも流石にしんどいので、
自転車屋さんに相談。
「ハンドル、ステムの交換で近くはなります・・・。」
無理を承知でハンドル、ステムを交換。
どうでしょう?
意外と違和感ない?
絶滅品種アルミホリゾンタル。綺麗に水平。
ステムは100mmから70mmに。 NITTO NP-70 へ交換。
ハンドル幅を詰めて、リーチも短いNITTO M151 400 に。
結果、
このくらい詰まりました。
ハンドル位置が3㎝近くに。
ブラケットは・・・結構凄いですね、
写真に撮って自分でもびっくり。
かなり近くなってます。
元々ついてたITMのハンドル、
かなりリーチが長かったんだな~。
ITMハンドル仕様で一度、大三島まで行ったんですけど・・・。
往復100キロ・・・。
頑張ったな。
デニムバーテープが良い感じに色落ちしてます。
デニムの端切れを使った自作です。
バーテープ代をケチろうと「なんかないかな~。」
と探したら、あったんですよね。
自分としては大変気に入ってます。
いいでしょう?
シートステイは真っ直ぐ。
580の車体に70ステムと、ご法度な仕様。
ですが、見慣れてしまい、違和感は感じなくなりました(笑)。
それよりほかの方の自転車を見て「ステム100mm?長かろう?」と思ったり(笑)。
ただ短いステムはハンドリングが敏感になり、
ダンシングし難いなど操作上良くない面もあるとの事。
まあ、シビアにスピードを求めなければ大丈夫。
Team saeco のロゴ。
CAD3 =Cannondale Advanced Aluminum Design 3 の略、
CAAD シリーズはいまや13まで進化してますね。
いつ頃までアメリカで製造されていたのか、詳しくはないのですが、
この頃はアメリカでハンドメイド。
誇らしげにエンブレムがデザインされています。
しかもこのアメリカンらしからぬ控えめな感じ。
いいですね。
数世代後のCAADシリーズには「これでもか!」
とばかりにでかでかと「HAND MADE IN USA」
の文字が入ります。
それもアメリカっぽくていいんですけどね(笑)。
今とデザインが違う cannondale エンブレム。
なんだかかわいいですね。
この時期は溶接、塗装が綺麗と評判みたいです。
撮影用にサドルを上げてみました(笑)。
サドルがこの位だとかっこいいんでしょうけど、
これではペダルを踏めないです・・・。
コンポ類もみてみましょう。
最高にかっこいいクランク。
52-39と思います。多分。
踏み応え十分(笑)。
初めてアウターでトップギアにいれた時は、
「うわ~エンブレだ~」と思いました(笑)。
みるみる減速(笑笑)。
アウターでトップギアを踏める日は・・・
来ないかもね(笑)。
DURA グレードの 9 speed ギアは今や貴重品?
12-23となかなかの男前仕様。
坂がきついんです(笑)
でもこれで亀老山上ったなあ。
ハブも、
クイックも。
もちろんフロントハブも。
字が消えてますが光の加減です。
シートポストも。
友人が購入時に「一番軽いのにしてくれ。」
とオーダーして、オールDURA。
「ナナナナ」の愛称で20年たった今でもなかなか人気の、
DURA-ACE 7700 です。
雰囲気ありますね。
特にクランクはスマートで最高にかっこいいですよね!
リムは MAVIC 。
チューブラーです。
初心者にチューブラータイヤ
「チューブラー?なにそれ?糊付け?タイヤを?」
からスタートでした(笑)
CAD フレーム、
オールデュラ、
チューブラー仕様の恩恵で、
車重は 8・3 Kg。
今でも十分軽い自転車です。
下から。
極太ダウンチューブの上半分にも下半分にも
cannondale のロゴを入れよう!
と言い出した人は誰だったのでしょう?
大正解ですよね!
このポップなデザイン最高!
初心者の自分にはよく判らないですが、
過去にCADシリ-ズのフレームに乗ってらしたベテランさんに聴くと、
「CAD3~5辺りのガツンと踏んだ時の反応は凄く良かった。」
「気のせいかも知れないけど、」と前置きされて。
「今のカーボンバイクに比べても良かったという印象。」との事。
で、
cannondale CAD3 saeco ですが、
実は友人から無期限でお借りしています。
今のとこ本人は色々忙しく、
「乗らない」と。
勝手に、
「1年間借りて乗ろう。」
と思ってたんですが、
嫁が、「早よ返し。」
と、言い出しました。
まだまだ乗りたいのですけど、
2度、3度そう言われると、
何かあった時、取り返しのつかない貴重な車体・・・。
乗っていると小傷もつきます・・・。
一回走行中にこかしてるし・・・。
あの時は
「うっわ、やっちまった!!」
と思いましたよ。
幸い大事には至らず。
自分の身体のほうは結構大変でした。
このまま乗っていて、
何かあったら大変だ。
というわけで2月をもってお返しする事にしました。
今は東尾道の、
「NAGI BIKE」にてメンテ中です。
ありがとう、
cannondale CAD3 saeco!