山野へ。
此処まで上ってばかり。
もう直ぐだ。
↓ 此処、
右か。
駐車場の、
看板が目印と。
到着。
おお、
藍色に染まっている。
「予約していた者です、よろしくお願い致します。」
先ず、スタッフさんに、藍についてレクチャー頂く。
今年収穫した藍。
発酵部屋で、発酵が始まったばかりという今年の藍。
発酵部屋、発酵の熱でほんのり暖かい。
美しく藍色に染まった生地。
藍の入った、
桶。
なにやら神々しい。
染めるのは、
Gilles BERTHOUD。
染める前にお湯に浸けて藍が入りそうか様子を見る。
油抜きの意味合いもあるのかな。
暫く浸け置くと色が抜けたのかお湯が少~し茶色っぽくなっている。
イケそう。
何やら緊張する。
そろ~り。
藍は少々ぬるりとした感触である。
①桶の中でサドル革表面をゴシゴシ絞る様に擦る。
②暫くして桶から出して様子を見る。
②には空気に触れさせて藍を酸化させる意味合いもあるそう。
使用済みの革な事もあり、部分的に藍を弾いてしまう。
弾いてしまう部分を重点的に①を行う。
①②を4~5回繰り返すとしっかり染まるはずとの事。
途中で、「こっちの藍の方が調子が良い。」と、別の桶の藍に漬けてゴシゴシする。
成程、こちらの藍の方がヌメヌメ感があって油っぽい。
なんだか心地良く何時までも浸っていられそう。
大分藍が入った様なので、
「そろそろ洗ってみましょう。」
洗う。どれどれ。
水分を拭き取り、
おお、
いいね。
十分に染まっている様子。
後は、
「持ち帰って乾ききる前に油分を足して下さい。」
との事。
いや~神秘的な体験だった。
有難う御座いました。
作業後、自転車に大変興味があるとの事でスタッフさんと自転車談義で盛り上がる。
さらば山野。
お腹減ったな。
一路、
藍屋テロワールで「とても美味しい。」と教えて貰ったラーメン屋へ。到着。
ん?
まだ12時13分じゃが・・・。
仕方ない。
移動。
大移動じゃな笑。随分久しぶり。
美味しく頂く。
そして、
(出来る限り)急いで帰る。
帰宅後早速これでもかと、
油注入。
ほぼ黒笑。
裏面もしっかり染まっている。
使っていく間にに藍染感が出て来るのではないかと期待。
それより何より、目茶苦茶カッコよく染まった手。
笑。
藍の栽培、
藍の染料作り、
藍による染色(生地、木材、革等)、
全てを自前で行う。
さらに糸を藍で染め、生地を作り、デニムやパーカー、靴下等のオリジナル製品まで作ってしまうという。
凄い~。
浪漫だな。
問題の笑、
藍染めされた手は 入浴後こんな感じに。